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東京の新型コロナ新規感染者がまた1,000人を超えて、お正月気分が吹っ飛んでしまいましたが、年末に忘れていたことがありました。
「2020年のプログレ ベスト10」です。
2020年はコロナで明けてコロナで暮れてしまったので、CDの発売も少なかったです。
でもそんな中、がんばって制作してくれたミュージシャンたちに感謝したいと思います。
私のベスト10は以下の通りです。勝手なお気に入りで順番をつけてみました。
いずれも2020年に発売されたものばかり集めましたが、見落としがあったらご指摘ください。
ライブ盤は別に分けて3作品を挙げました。正確には2020年に入ってから実施されたコンサートの録音は1枚だけですが、これは仕方ないですよね。
一覧の後にちょっとコメントしてみます。
(2020年発売 プログレお気に入りベスト10)
1. Kansas / The Absence Of Presence
2. Lonely Robot / Feelings Are Good
3. Rick Wakeman / The Red Planet
4. Simon Collins / Becoming Human
5. The Flower Kings / Islands
6. Various Artists / A Tribute To Keith Emerson & Greg Lake
7. Magenta / The Lost Reel (EP)
8. Haken / Virus
9. The Pineapple Thief / Versions Of The Truth
10. I Am The Manic Whale / Things Unseen
(ライブアルバム)
1. Ange / Trianon 2020 - les 50 ans
2. Steve Hackett / Selling England By The Pound & Spectral Mornings - Live At Hammersmith
3. Kayak / Live 2019
さて、それでは感想など...。
1. Kansas / The Absence Of Presence
栄えある1位はカンサスです。アメリカン・プログレ・ハードの重鎮ですが、若手二人を入れて新譜を出してくれました。Yesのライブでサポート・キーボードを弾いていたトム・ブリズリンが新加入。これが素晴らしいです! 「カンサスらしくない」というご意見があることは承知していますが、私はとっても良いと思います。これぞ「新生カンサス」と言っていいでしょう。
2. Lonely Robot / Feelings Are Good
ロンリー・ロボットの新譜は、それまでの三部作よりちょっとハード方向になりました。本当はもっと抒情的な曲を多くして欲しいのですが、良いものは良いということで2位!
3. Rick Wakeman / The Red Planet
キーボードの魔術師、リック・ウェイクマンは健在です。しかも今回は久しぶりのロックアルバム。全曲懐かしのプログレ・サウンドで弾きまくってくれました!
4. Simon Collins / Becoming Human
サイモンはあのフィル・コリンズの息子さんです。サウンド・オブ・コンタクトというバンドはやめちゃったのでしょうか? ソロアルバムでも親父そっくりの素晴らしいボーカルを聴かせてくれています。
5. The Flower Kings / Islands
フラワーキングスの新譜はCD 2枚組の大作でした。表紙がロジャー・ディーンというだけで買いですね! しかし2枚組は長い...。1枚45分ほどなので、LPのダブルアルバムを元にCDも2枚組にしたのかもしれません。
6. Various Artists / A Tribute To Keith Emerson & Greg Lake
トリオだったエマーソン・レイク&パーマーのうち2人が亡くなってしまって、2人まとめたトリビュートアルバムが発売されたのも2020年でした。多彩なミュージシャンが個性際立つ演奏を披露していますが、かえって2人の天才の不在が際立って悲しいです~。
7位から10位は、若手も含めて頑張っているということで、省略です。
今年も新しいバンドの活躍と、ご無沙汰だった大御所たちのリバイバルを期待したいですね。
さて、別枠にしたライブアルバムはどうでしょう?
1. Ange / Trianon 2020 - les 50 ans
ライブアルバムの私の2020年ベスト1はアンジュの50周年記念ライブです。2DVD+3CDというボリュームのあるセットですが、これが素晴らしい! フランシス・デカン御大が友情出演(?)していて、キーボードを弾きまくっています。カッコいですね~。長いですが最後まで一気に聴けるような勢いのあるライブです。
後の2枚は2019年のコンサートを収録したものです。スティーブ・ハケットは去年の来日公演が
延期になっていますが、さて今年は大丈夫でしょうか?
ライブアルバムを聴いていると本当にコンサートに行きたくなってきます。録音では生の演奏には勝てないですね~。
全身でリアルな音楽を感じることができるライブコンサート、再開が楽しみです。もちろんコロナを抑え込むことが大前提ですが、再開の日を楽しみに待ちたいと思います。
またみんなでコンサートに行きましょうね~!(^_^)
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