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昨日は思い立って、Greg LakeのLPを引っ張り出して、PCに取り込んでみました。1981年発売のファースト・ソロアルバム「Greg Lake」と83年の「Manoeuvres」の2枚はCDを持っていなかったのです。CD化されたのは最近みたいですね?
ただステレオセットで聴くだけではその場限りで終わってしまいますので、いま流行りの「ハイレゾ」というやつでウォークマンでも再生できるようにしてみました。比較のためCDと同じ規格の「44.1KHz・16bit」と、高音質な「96KHz・24bit」の両方のサンプリングレートで録音してみたところ、その差は歴然でした。
実はGreg Lakeのソロアルバムは好きではなくて、買ったもののあまり聴いていませんでした。レコードも国内盤で、きっとおとなしい音なんだろうな~と、さして期待していなかったのですが...。実はいい音でした! あまりかけていなかったためか、盤面も良好でノイズもありません。CDと同じ規格で録音・再生しても十分にいい音でした。ハードロックっぽいのですが、Greg Lakeはのびのびと歌っていて、気持ちいですね~。意外といいアルバムだったと再認識しました。
ところが、「ハイレゾ」規格で録音した方を聴くと更にびっくりです。音の深みが増して、Greg Lakeのボーカルもゲイリー・ムーアのギターもより本物に近く聴こえます。国内盤LPは音が悪いと思い込んでいたのですが、そんなことはありませんでした。「ハイレゾ」録音した価値がありました。
質の良いアナログの音です。ウォークマンでヘッドホンで聴いても、間引きされていないLPの音がちゃんとして感動しました。昔はそうでしたよね。いつもLPで聴いていたのは本物の音で、いつの間にかデジタル化されたCDの音に慣れてしまっていたのでした。CDが出た時は、何だこれ音悪いな~、としばらくは見向きしていませんでしたものね。
CDになって便利に、価格も安くなりましたが、大事なものを失っていたんだと、気が付きました。
さて、次は何を聴きましょうかね?
↓ Greg Lake & Gary Moore - Nuclear Attack
https://youtu.be/zMXJ9j753-I
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